ラブ・ジ・アース ミーティングとは?
ラブ・ジ・アースの象徴的なイベントとして年2回、「ラブ・ジ・アース ミーティング」という海岸清掃を行なっています。午前中に海岸清掃を行ない、午後には参加者が交流し、楽しめるようブースやステージを設けたイベントを行ないます。イベントの内容は、開催される場所や出展者によって変わります。
ラブ・ジ・アース ミーティングは、環境活動だけでなく、
様々な可能性を秘めています
海岸に落ちているゴミは行楽客が残したもの以外に、近隣に流れ込む河川が運んだ家庭ごみや、海外からの漂着ゴミなど、環境問題がグローバルなものであることを実感させられる要素が多く含まれています。日本海の沿岸でよく見られる外国語表記の漂着ゴミの存在は、日本人が出したゴミもまた他の国へ流れ着いていることを想像させます。また、流木の多さに毎回驚かされますが、これは日本の森林が弱っている証拠でもあります。こうした海岸清掃体験が参加者の意識を変え、以後の生活に大きな変化をもたらすことが報告されています。当活動は開催地住民の方や会場に居合わせた行楽客・サーファーなども参加でき、地元との触れ合いや参加者同士のコミュニケーションも重視しています。バイク乗りはミーティングで訪れたことがきっかけでその土地の素晴らしさを知り、再びその地を訪れようという気持ちになり、住民の方はバイク乗りに親しみを感じるようになります。相互に理解を深める好循環を生み出すことで日本のバイク文化やツーリズム文化の醸成につながっていくことも期待しています。